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美容外科編

2012/10/12掲載
 
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術後すぐ日常生活に戻れる 切らないワキガ・多汗症の治療法
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
ワキガや多汗症の治療といえば、切開して行う方法を想像する人も多いのでは。最近では、切らずに表皮に電磁波を当てるだけの治療法があるそうです。詳しく話を聞きました。

 ■切らずにできるワキガ・多汗症の治療があると聞いたのですが。
 いま注目を集めている「マイクロウェーブ治療」なら、患部を切開することなく治療することが可能です。これは電磁波を利用する治療法で、皮膚の表面に照射することで、汗や臭いの原因となる汗腺を破壊して発汗作用を抑えます。電磁波は、汗腺が集まる真皮層と皮下脂肪層の境界あたりにエネルギーが集中するよう周波数を設定してあるため、より効果的に治療できます。

 ■この治療法のメリットは?
 まず、術中や術後の痛みをほとんど感じないことです。切らないのはもちろん、局所麻酔をしてから照射部分を冷却して行うため、患者さんの負担が少なくて済みます。さらに、切らないということは、術後のダウンタイムがないということです。当日からのシャワーも可能で、仕事を休んだりする必要もなく、日常生活にすぐ戻れます。また、傷跡も残らないので、施術に不安がある方や傷跡が残るのが心配な方には適した治療法だと思います。

 ■そのほかに、切らない治療法はありますか?
 「ボトックス注入法」があります。汗腺の働きを抑制するボトックスという薬液を、注射器で脇の下に注入する方法です。施術時間は両脇で5分〜10分程度で済み、効果は約半年〜1年持続します。症状が軽い方や一時的に改善したい方に適した治療法です。それぞれに適した治療法がありますので、一人で悩まず、まずは専門医へご相談ください。



 
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