くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2012/9/21掲載
 
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症状に合わせたさまざまな治療法 「しみ」「シワ」「たるみ」を改善して、気分も若々しく
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
スキンケアをしていて、ふと“肌の衰え"を感じたことはありませんか? 夏の間に受けた紫外線による肌へのダメージは、「しみ」「シワ」「たるみ」となって徐々に現れ始めます。最適な治療法について専門医に聞きました。

 ■シワを改善したいのですが。
 軽度のシワの治療には、患部に薬液を注入する「注入法」をお勧めしています。ほうれい線や初期のシワには「ヒアルロン酸注入」、額や眉間、目尻のシワには「ボトックス注射」が適しています。皮膚の内側からシワの溝を押し上げ、症状を改善する方法です。施術時間は10分程度で、効果は6カ月〜1年ほど持続します。まぶたの上下のたるみ、シワ、クマには「スキンカット法」、くぼみが気になる方には「脂肪注入法」や、自分の血液中の血小板を利用して肌細胞を活性化させる「血小板再生療法」などもあります。

 ■肌トラブルに幅広く対応する治療法はありますか。
  しみ(美白)、くすみ、毛穴、赤ら顔、肝斑、ニキビやニキビ痕、ケロイドなどの傷跡などには、各種のレーザー治療や「IPL(光療法)」が短時間で治療が済み、効果的です。また、軽度のたるみやその予防には、「YAGレーザー」「RF(高周波)」の照射や、「フェザーリング」によるリフトを施していきます。

 ■症状がひどい場合は、どのように改善するのでしょう?
 深いシワやたるみには、医療用の特殊な糸で皮膚を引き上げる「糸リフト」が最適です。小さな傷跡で済み、術後すぐに効果を実感できます。広範囲に及ぶ重度のシワやたるみには、髪の生え際からたるんだ皮膚を引き上げる「フェイスリフト」が向いています。症状に合わせてさまざまな治療法がありますので、まずは専門医にご相談ください。



 
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