くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2012/8/17掲載
 
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手術せずに「ワキガ・多汗症」を治療 傷跡残さない「マイクロウェーブ療法」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
暑〜い夏真っ盛り。いつもより自分の汗の臭いが気になって、「人に会うのが憂鬱(ゆううつ)…」という人もいるのでは。傷跡やダウンタイムを気にせず、ワキガ・多汗症を改善できる最新の治療法について聞きました。

 ■ワキガを治療したくても、「傷跡が心配でなかなか踏み出せない」という人も多いそうですね。
 「マイクロウェーブ療法」では、電磁波を皮膚の表面に照射し、汗や臭いの原因である汗腺を熱で破壊して、発汗作用を抑えます。この治療法は、メスを一切使用しないので、手術に抵抗があるという人にもお勧めできます。また、傷跡が残る心配もなく、若い女性でも安心して施術を受けられます。施術時間は片脇20分程度。1回の施術で効果を実感できます。

 ■日常生活への影響は?
 「マイクロウェーブ療法」は患者さんへの負担も少なく、ダウンタイムもありません。治療後すぐに日常生活に戻れるので、仕事や家事への影響もほとんどなく、これまで「なかなか手術の時間がとれなかった」という人に適しています。旅行や引っ越しなどの直前でも施術できますので、自分の汗の臭いが気になるという人は、まず気軽にカウンセリングに訪れてほしいですね。

 ■その他の治療法は?
 重症のワキガに対しては、脇のシワに沿って細い吸引管(カニューレ)を挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を除去する「ローラークランプ法」を行います。根治的な治療法の一つで、脱毛効果も期待できます。また、一時的に汗を抑えたいという場合には、注射器でボトックスという薬液を注入する「ボトックス注入法」があります。こちらは5〜10分程度で治療でき、効果の持続は半年〜1年程です。



 
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