くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容外科編

2012/7/13掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
傷跡を残さず、ワキガ・多汗症を治療 今注目の「マイクロウェーブ療法」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
多汗症やワキガの治療といえば、「傷跡が残りそう」「日常生活に支障が出るのでは?」と心配する声がよく聞かれます。「マイクロウェーブ療法」では、傷跡やダウンタイムを心配することなく改善ができるそうです。

 ■蒸し暑い日が続き、汗じみや脇のニオイが気になり始めました。
 本格的に汗をかく季節を前に、多汗症やワキガを治療したいと思う人が増えてきます。治療法としては、汗腺の働きを抑制したり、汗腺そのものを除去することで、汗腺からの分泌液を減らします。

 ■切らない、傷跡が残らない、最新の治療法があると聞きました。
 「マイクロウェーブ療法」のことですね。今、注目を集めるこの治療法では、マイクロウェーブと呼ばれる電磁波を皮膚の表面に照射することで、汗やニオイの原因である汗腺を熱で破壊し、発汗作用を抑えます。施術時間は片脇20分程度。1回の施術で効果を実感できます。

 ■日常生活への影響は?
 「マイクロウェーブ療法」は患者さんへの負担も少なく、ダウンタイムもありません。治療後すぐに日常生活に戻れるので、仕事や家事への影響もほとんどありません。これまでなかなか手術の時間がとれなかった、という人に適しています。旅行などの直前で治療を受けられるのも、大きなメリットです。

 ■重症の場合の治療法を教えてください。
 重症のワキガには、脇のシワに沿って細い吸引管を挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を除去する「ローラークランプ法」を行います。根治的な治療法で、脱毛効果も期待できます。一時的に汗を抑えたい人には、「ボトックス注入法」などもありますので、まずは気軽に専門医にご相談ください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ