くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容皮膚 インタビュー一覧> 美容皮膚 最前線
 
美容皮膚科編

2012/6/22掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
できてしまったシミ・そばかす・肝斑に 手術不要のレーザー治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
紫外線量が急激に増える夏。老けた印象を与えるシミやそばかす、肝斑(かんぱん)は、女性の大敵ですよね。そこで、これらができる原因や治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■シミや肝斑の原因は?
 シミの主な原因は、紫外線です。紫外線を浴びると、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニン色素を産生。それが沈着すると、シミになります。そのため、これからの時季は特に注意や対策が必要です。肝斑は、ホルモンバランスの崩れによるものですが、紫外線によっても悪化します。

 ■治療法を教えてください。
 シミには、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせ、治療を行います。これはメラニン色素を排除し、徐々にシミを薄くする方法で、何回かの施術が必要です。ただ、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果を発揮し、シワやたるみにも効果的です。IPLの光にはさまざまな波長が含まれているため、赤ら顔・くすみ・美白・産毛のケアも期待できるといえるでしょう。頬骨や額、口周りに左右対称にできる薄茶色のシミを肝斑と呼びますが、この治療には、専用のレーザーを使用します。シミ・そばかすとの同時治療も可能で、比較的短時間で改善できます。

 ■紫外線が強い今の時季も、治療できますか?
 シミ・肝斑の治療は特に時季を選ばず、紫外線が強い今の季節でも十分な効果が期待できます。ただし、「治療しているから大丈夫」というわけではなく、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの紫外線対策は必要です。詳しくは、専門医にご相談ください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ