くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 たるみ・シワ対策

2005/12/10掲載
 
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20歳代からのアンチエイジング
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
肌老化の始まる年齢を知っていますか? 実は、意外に早くから始まっているのだとか。早いうちからのケアで肌老化を防げるそうです。

 ■たるみやシワは何歳くらいからできるのでしょうか。
 肌のたるみやシワは、ハリや潤いを保つ働きをするコラーゲンやエラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少で生じます。これは、20歳代くらいから徐々に減ってくるのです。そして、伸びた皮膚はある程度の年齢になると自力で元には戻れません。そのため、若いうちから自宅でケアをしたり、気になる部分は治療を続けることで肌老化を遅らせることが可能です。

 ■では、どのような治療があるのでしょうか。
 レーザーとRF(高周波)を組み合わせた治療があります。繊維芽細胞に直接熱を与えることで、真皮層が軽い火傷をした状態になり、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。そのため、頬があがり、ほうれい線が薄くなるのです。また、目の下のたるみにも効果が期待できます。この治療法は、腫れや、傷跡が治るまでのダウンタイムが必要ありません。施術後は少し赤みが出ますが、直後からメイクもできますし、仕事もできます。たるみやシワの状態が進行する60歳代以降なら手術や注入法が適するのですが、20〜50歳代前の方ですと、顔全体のトラブルを改善するレーザーとRFによる治療が適しています。また、治療回数は肌質などで異なりますが、1カ月間隔で3回くらいを目安にするとよいでしょう。

 ■施術中痛みはないのですか。
 肌質や反応を見ながら、最大パワーで照射します。麻酔クリームを塗布し痛みを軽減させ、医師が行いますので、痛みはほとんどないという方が多いですね。



 
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