くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2012/4/20掲載
 
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紫外線や老化によるシワ・たるみ・シミ 気軽に受けられるレーザー治療で改善
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
もうすぐGWですね。外出の機会が増えるこれからの季節、やっぱり気になるのが、紫外線です。紫外線によってできるシワ・たるみ・シミの治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■シワ・たるみは、なぜできるのでしょうか。
 紫外線や老化によって、ハリや潤いを保つ皮膚の中のコラーゲンやエラスチンと、保湿の働きを持つヒアルロン酸が減少してしまうのが原因です。

 ■治療法について教えてください。
 最新の治療法としては、モノポーラRFとバイポーラRFを組み合わせたものがあります。真皮層に軽いヤケドを起こした状態にして、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、筋肉が引き締まり、顔全体のたるみがキュッと引き上げられます。モノポーラRFは、皮膚の深部までRF(ラジオ波)エネルギーが届き、1回の治療で引き締め効果を出すことが可能です。一方バイポーラRFは、皮膚表面に熱を与え、肌全体にハリを与える働きをします。従来のレーザー治療に比べて持続性が高く、痛みが少ないのが特長です。

 ■シミとの同時治療も可能ですか。
 はい。前述した2つのRFに加え、IPL(光エネルギー)を組み合わせることで、シミの治療も同時に行えます。徐々にメラニン色素を排出し、シミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやソバカスにも対応できます。また、ほお骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミを肝斑と呼びますが、この治療には、専用のレーザーを使用します。シミ・シワ・肝斑はすべて同時に並行して治療が可能で、短期間で改善が可能です。また、術後のダウンタイムはありません。



 
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