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ワキのいやなニオイや目立つ汗じみ… 暖かくなる前に治療して悩みスッキリ |
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最近では男女を問わず、“無臭”が好まれるようになりました。そのため、ワキのニオイや汗じみについての相談が、季節に関わりなく増えているそうです。「ワキガ・多汗症」について、専門医に聞きました。 |
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人間のワキには、アポクリン腺やエクリン腺といった汗腺が多数存在します。アポクリン腺からの汗にはタンパク質や脂質が含まれており、皮膚の常在菌がそれら分解する際にあの独特のニオイが発生します。エクリン腺からは水分のみが分泌されるので、この汗腺からの汗が多い人はニオイはさほど気にならないでしょう。多汗症は、汗腺からの分泌量が多いことが原因です。 |
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根本的に治す方法として、「ローラークランプ法」があります。ワキガ・多汗症の原因となる汗腺自体を取り除く方法です。局所麻酔をしたワキのシワに沿って細い管(カニューレ)を挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を除去します。カニューレは2〜3oと細い上に、傷跡保護器具を使用して行うので、術後も傷跡はほとんど目立ちません。さらに、事前にワキに超音波をあて、組織間の結合を緩めることで、より高い割合で汗腺を除去することが可能になりました。手術時間は30分程度で、入院の必要はありません。カニューレは毛根組織にも達するので、脱毛効果も期待できます。 |
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注射器で薬液を注入する「ボトックス法」があります。ワキの下へボトックスを注入することで、汗腺が細くなり汗が出にくくなります。施術は10分程度で済み、効果の持続は約半年〜1年です。一人で悩まず、まずは専門医へご相談下さい。 |
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