くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 ホクロ・イボ取り

2005/6/4掲載
 
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「気になるものはとることができます」
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
ホクロやイボは、時に、チャームポイントに、時にはコンプレックスになることもあるようです。「このホクロをどうにかしたい」と悩んでいる方も少なくないのでは。ホクロ・イボ取りについて聞きました。

 ■ホクロやイボが気になっている場合、どうしたらいいでしょう。
 ホクロやイボは、顔の印象を大きく左右することがあるので、目立って気になる場合は取ることもできます。一般にホクロやイボと言われるものは、専門的には色素性母斑・脂漏性角化症・尋常性疣贅というものが多いのですが、そのほかの良性の腫瘍であったり、稀に悪性の腫瘍であることがあります。また、ホクロは2〜3歳まではほとんど出ませんが、年齢とともに増加し、紫外線などの刺激によって悪性化する可能性もあります。また、足の裏や手の平など常に刺激を受ける場所にあるものは、皮膚ガンになることもあるので除去をお勧めしています。

 ■では、治療法を教えてください。
 ホクロは深部まで細胞があり、イボは表在性で根がないという特徴から、3mm以下の小さいホクロやほとんどのイボは、レーザーで除去する方法が適しています。まず、痛みに弱い人には麻酔テープを貼布し、レーザーで蒸散します。その日から洗顔やメイクなども可能です。また、照射後は皮膚がえぐれますので、1〜2週間は消毒をし、軟膏を塗ります。照射後、約2週間で修復します。一方、3mm以上のホクロですと、切除して形成外科的に縫合する方法が、治りが早く傷跡が目立ちにくいですね。いずれも治療後は、紫外線対策が必要です。ホクロやイボの除去は、保険診療が適用されることもあるので、気になる方は専門医に相談してみてはいかがでしょう。



 
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