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特殊な光で腫瘍や小さな病変を識別 ハイビジョン内視鏡で年1回の検診を |
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服部胃腸科 医師
後藤佐代子氏
日本内科学会認定
総合内科専門医 |
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技術の進歩が著しい医療機器。最近では、ハイビジョンタイプの内視鏡が登場し、より鮮明な画像での観察が可能になっています。中でも特に注目を集めているという「NBIシステム」について聞きました。 |
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NBI (Narrow Band Imaging)とは、「狭帯域光観察」と呼ばれる検査システムで、通常の内視鏡(白色光)より光の波長を狭めて観察します。拡大内視鏡と組み合わせると、粘膜表層の微細な血管や表面の模様をとらえることができます。小さな病変の発見や精密検査にも有用で、従来の検査より腫瘍(しゅよう)を明瞭に抽出することが可能になりました。 |
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特殊な光を用いるからといって、すべての病気・病変の発見率が高くなるというわけではありません。特に威力を発揮するのが、咽頭(いんとう)がんや喉頭(こうとう)がん、早期の食道がんです。このほか胃がんでは、がんの広がりを観察するのに有用です。 |
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■NBI検査は、今までの内視鏡検査と異なるのですか? |
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通常の内視鏡検査との切り替えは、ボタン一つでできます。所要時間は異常がなければ7〜8分。麻酔を使用するので、痛みはほとんどありません。女性の中には、検査の抵抗感から受診をためらい、症状として現れた時にはがんが進行しているというケースも少なくありません。最近は、女性にも気軽に受診してもらえるよう、女性スタッフによる検診を導入している病院も増えています。年に1回は、ハイビジョン内視鏡で検診されることをお勧めします。 |
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