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美容皮膚科編

2011/5/20掲載
 
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若々しい素肌へと近づける シミ・シワ・たるみの治療法
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
年々気になるシミ・シワ・たるみ…。普段はメークで隠していても、クレンジング後の素肌は「誰にも見せたくない!」という人は多いのでは? シミ・シワ・たるみの治療法について、詳しく聞きました。

 ■シミ・シワ・たるみの原因について教えて下さい。
 シミは、肌の表皮の一番下にあるメラノサイトといわれる色素細胞が、日焼けなどで活性化してメラニン色素を作り出し、それが沈着したものです。シワ・たるみは、ハリや潤いを保つ働きをする皮フの中のコラーゲンやエラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少が原因となります。

 ■できてしまったシミの治療法はありますか?
 IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。徐々にメラニン色素を排出し、シミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやソバカスにも対応が可能です。コンシーラーなどで隠していたシミも、3回〜5回の照射でほとんど気にならなくなります。また産毛の脱毛も同時にでき、くすみや美白、赤ら顔、ニキビなどにも効果的です。

 ■シワ・たるみの治療法は?
 2つの異なる波長のレーザー熱を同時に照射します。真皮層に軽いヤケドを起こした状態にして、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、筋肉が引き締まり、顔全体のたるみがキュッと引き上げられます。個人差はありますが、1回の照射で、3カ月〜6カ月ほど効果が持続します。また、目の下のくぼみやたるみ、ほうれい線などの深い溝状のシワにはヒアルロン酸を注入する方法が適しています。いずれも腫れの心配が少なく、直後からメークもできます。



 
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