くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2011/5/13掲載
 
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見た目が気になる女性や思春期の中高生に… 安心して治療に専念できる“見えない
 
DAN矯正歯科クリニック
松下 龍之介氏
虫歯や歯周病の予防など健康面からの理由はもちろん、美意識の高まりから歯の矯正を希望する人が増えています。中でも注目が集まっている、外から装着器具が見えない矯正法について聞きました。

 ■大人になってから歯の矯正を始める人が増えているそうですね。どんな理由からなのでしょうか?
 歯並びに自信がなくて思い切り笑えないなど、審美面から歯の矯正を希望する人が増えています。見た目を気にする20代〜50代の女性、人と接する機会の多い接客業や営業職の男性が多く来院されます。最近では、「子どもに矯正を勧めたいけど、嫌がっている」と中高生のご両親が相談に来られる場合も少なくありません。働いている人や思春期の中高生は、歯並びは気になっていても矯正器具の装着に対して「周囲の視線が口元に集まる」と感じて、歯の矯正に踏み切れない人も多いようです。その場合は、矯正中でも周りの人にほとんど気付かれない、“見えない”矯正法を提案しています。

 ■“見えない”矯正法とは? 詳しく教えてください。
 「舌側矯正法」や「マウスピース矯正法」などです。「舌側矯正法」は歯の表面ではなく、裏側に矯正器具を装着する方法で、外から器具がほとんど見えません。歯の表面に矯正の跡も残りませんし、矯正中でも表面のホワイトニングができるので、審美性をさらに高めることができます。一方、「マウスピース矯正法」は、取り外し可能な透明のマウスピースを自宅で2週間に一度ご自身で交換しながら少しずつ歯を動かしていく矯正法です。食事や歯磨きも普段通り行えて衛生的。プラスチック素材を使っているので、金属アレルギーの方も安心して装着できます。どちらの矯正法も周りに矯正中であることがほとんど気付かれず、患者さんの精神的負担はずいぶん軽減されるでしょう。

 ■治療前に矯正後の変化を確認することは可能でしょうか?
 はい。患者さんの顔写真を使って、コンピューター上で治療完了までをシミュレーションしたり、治療後の歯並びを模型で再現する方法があります。治療前だけでなく、段階や状況に合わせ、随時相談しながら矯正することが大切です。“見えない



 
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