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合併症を引き起こす花粉症 原因特定し効果的な治療を! |
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熊本東耳鼻咽喉科クリニック
小山田幸夫氏
熊本大学医学部卒業
日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医 |
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猛威を振るったスギ花粉は終盤を迎えつつあるものの、今後はヒノキやイネ科の花粉が大量に飛散します。花粉症は放置すると、合併症を引き起こすこともあるとか。治療法について聞きました。 |
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熊本では昨年の約1・5倍と言われており、4月中旬まではスギ花粉が多く飛散しています。さらに6月までは、ヒノキやイネ科の植物、熊本では特にカモガヤの花粉が多く飛散するようです。アレルギーの原因を特定するには、15分ほどの検査で済む簡単なパッチテストがあります。原因が分かれば、早めの予防も可能です。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が続く場合は、アレルギーの原因を特定し、効果的な治療を進めましょう。 |
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症状に合わせて、抗アレルギー薬と点鼻スプレー、目薬などを併用します。最近は、全身のだるさや口の渇きなどの副作用が少なく、眠気を引き起こしにくい薬もあります。また、点鼻スプレーを嫌がる子どもたちには、口に入れるだけで溶け、水がなくても飲めるタブレット状の飲み薬もありますので、お気軽に専門医にご相談ください。 |
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鼻水やくしゃみなどの症状があっても、風邪と思い込み放置している人は多いようですね。治療せず放っておくと、突然耳の聞こえが悪くなる中耳炎や、頭痛などを伴う副鼻腔炎など、合併症を引き起こすこともあります。こうなると症状が長引いたり、重症化することにもなりかねません。「もしや…」と思ったら、早めの治療をおすすめします。 |
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