くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 たるみ・シワ対策

2005/6/11掲載
 
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「メスを使わず若々しい肌へ」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
20代半ばから徐々に始まるというお肌の“たるみ”。このたるみが、シワを作る原因になるのだとか。たるみ・シワの解消法は、メスを使った手術のイメージが強く、抵抗がある方も少なくないそう。実は手術以外の方法があるのだそうです。メスを使わない治療について聞きました。

 ■たるみやシワは若い方でもできるのですか。
 25歳くらいを境に、徐々に肌のハリを保つ働きがあるコラーゲンが減り、弾力繊維であるエラスチンの断裂も始まることで、保湿力が低下して小ジワやたるみができます。さらに、真皮内のコラーゲンやエラスチンを傷つける紫外線からも、皮膚の老化は進みます。肌の老化は20代から始まっているのです。

 ■対処法はありますか。
 メスを使わない高周波による治療があります。高周波は、通常のレーザー治療や光治療よりも、皮膚の奥深くまで浸透できるため、メスを使わずにリフティング効果が得られます。照射後48時間以内にお肌のハリとスベスベ感が出てきて、さらに約3カ月〜半年をかけコラーゲンを生成するため、徐々に引き上げ効果が実感できます。肌にハリを与えますので、小顔効果もあるんですよ。また、顔のたるみ以外にも首のシワやたるみ、下垂した乳房、たるんだお尻、妊娠線にも適しています。照射時間は顔全体で30〜40分程度。照射後若干赤くなることがありますが、メイクや洗顔、入浴などすぐに日常生活に戻れます。そのほか、特殊なポリプロピレン糸を用いて、たるみやシワを引き上げる方法があります。施術後、しばらくすると糸の周囲に強固な繊維性組織が形成されることで、下垂した組織が修正されます。一人ひとりの肌の状態や希望によって治療できますので、詳しくは医師にご相談ください。



 
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