くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2011/1/28掲載
 
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冬の内に治しておきたいワキガ・多汗症 目的に合った治療で悩みを解消
 
共立美容外科熊本 院長
田中 哲一郎氏
寒さ厳しいこの季節、洋服を着込んで外出したはいいが、暖かい屋内との温度差に汗ばんでニオイが気になる…なんて人も多いのでは。冬でも相談が絶えないワキガ・多汗症の治療について、話を聞きました。

 ■冬でもワキガや多汗症の相談はあるのですか?
 無臭が好まれる昨今、ワキガや多汗症に関する相談は年々増えてきています。特に冬場は、屋内の暖房などでかいた汗が着込んだ服の中で蒸れるため、よりニオイや汗に敏感になる方も多いのではないでしょうか。また、汗をかきやすい春先から夏場を見越して、今の内に治療をしておこうという方もいらっしゃいます。

 ■どのように治療するのですか。
 根本的に治す方法として、「ローラークランプ法」があります。これは、ワキガ・多汗症の原因となる汗腺自体を取り除く方法です。局所麻酔をしたワキから細い管(カニューレ)を挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を除去していきます。カニューレは直径2〜3oと細い上、施術では傷跡保護器具を使用。さらに挿入するのはワキの溝からなので、術後の傷跡もほとんど目立ちません。両脇で30分ほどで終了し、入院は不要です。

 ■一時的にニオイや汗を止めたい場合は?
 汗腺の働きを抑制する薬品(ボトックス)をワキに注入する方法が良いでしょう。注入後は汗腺が細くなり、汗が出にくくなります。メスは使用しないので、治療時間も10分程度と短くて済みます。もちろん入院の必要もありません。この方法では、汗腺自体がなくなるわけではないので、効果は注入して半年〜1年程度となります。



 
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