くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2011/1/21掲載
 
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シワやタルミを改善して若々しく 注入法、高周波など、症状に適した治療法
 
共立美容外科熊本 院長
田中 哲一郎氏
年末年始の集まりで「実年齢より老けてみられた…」なんて残念な思いをした方もいらっしゃるのでは。今回は、見た目の印象を大きく左右するシワ・タルミの治療法について話を聞きました。

 ■シワ・タルミに関して、どのような方からの相談が多いですか?
 中高年齢層の女性からの相談が圧倒的に多いです。基礎化粧やメークなどでどんなにケアしても、乾燥や紫外線、加齢による肌の老化で、皮膚も徐々に衰えてきます。できてしまったシワ・タルミを自分で元に戻すことは非常に難しいです。

 ■治療方法は?
 例えば、ほうれい線や深いシワには「ヒアルロン酸注入」が良いでしょう。溝にヒアルロン酸を注入し、皮膚の内側からシワを押し上げます。治療は数分程度。ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されるので、効果は6カ月程度です。ヒアルロン酸は元々、皮膚の真皮層にある物質なので、吸収されても特に問題はありません。そのほか、高周波(RF)を当てる治療や皮膚を引き上げる方法などもあります。

 ■詳しく教えてください。
 高周波治療は、患部にRFを当ててハリを出す方法です。施術後、約48時間で照射部分の皮膚がすべすべし、その後3〜6カ月かけて皮膚の奥でコラーゲン産生が促され、ハリが出ます。顔全体の治療なら30分〜40分程度。照射後は皮膚が少し赤くなりますが、洗顔や入浴、化粧も可能です。広範囲のシワやタルミには、髪の生え際などからたるんだ皮膚を取り除き、患部を引っ張り上げる「フェイスリフト」が適しています。この方法だと、同時に緩んだ筋肉も引き上げられます。症状や部位によって治療法も異なりますので、まずは専門医へご相談ください。



 
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