くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2010/11/26掲載
 
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メスを使用しないレーザー治療 比較的短時間でシミ・シワ・たるみを改善
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
いつまでも白く透明感のある素肌を保ちたいもの。そこで、肌の大敵・シミ、シワ、たるみの治療法について詳しく聞きました。

 ■シミについて教えて下さい。
 肌の表皮の下にあるメラノサイトといわれる色素細胞が、日焼けなどで活性化してメラニン色素を作り出し、それが沈着したものをシミと呼びます。子どもの頃は、どんなに日焼けをしてもシミになりにくいのですが、ある一定の年齢になると、肌のターンオーバーの遅れなどによって、次第に現れはじめます。

 ■シワやたるみの原因は?
 紫外線による肌のハリや潤いを保つ働きをするコラーゲン・エラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少が原因です。そのため、冬の時期も紫外線には注意が必要です。

 ■治療法について教えて下さい。
 シミの治療は、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて行います。徐々にメラニン色素を排出し、シミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやソバカスにも対応できます。また、産毛の脱毛にも効果的です。シワ・たるみには、2つの異なる波長のレーザーを同時に照射します。真皮層に軽いヤケドを起こした状態にして、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、筋肉が引き締まり、顔全体のたるみがキュッと引き上げられます。個人差はありますが、1回の照射で、3カ月〜6カ月ほど効果が持続します。シミ・シワ・たるみは、放置していても治らないので、このように比較的短時間で改善が可能なレーザー治療をお勧めしています。また、これらは同時に治療することも可能です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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