くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2010/10/22掲載
 
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放っておいても治らない、シミ・シワ・たるみ 手術不要のレーザー治療がお勧め
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
紫外線による肌のダメージが気になる今の時季。どうにかしようと、化粧品などでケアしている人も多いのでは? 詳しい治療法について聞きました。

 ■紫外線によるシミが気になります。なぜできるのでしょうか?
 シミは紫外線を浴びると、簡単にできます。子どもの頃はどんなに日焼けしてもシミになりにくいのですが、ある一定の年齢になると、肌のターンオーバーの遅れなどによりメラニン色素が沈着。放っておくと、シミは数が増え、濃くなる一方です。また紫外線によるコラーゲン・エラスチンの減少は、シワやたるみにもつながります。シミ・シワ・たるみは、放置していても治らないので、比較的短期間で改善が可能なレーザー治療をお勧めします。

 ■詳しく教えてください。
 シミの治療は、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて行います。徐々にメラニン色素を排出し、シミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやソバカスにも対応できます。また、産毛の脱毛にも効果的です。

 ■シワ・たるみの治療法は?
 2つの異なる波長のレーザーを同時に照射します。真皮層に軽いヤケドを起こした状態にして、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、筋肉が引き締まり、顔全体のたるみがキュッと引き上げられます。個人差はありますが、1回の照射で、3カ月〜6カ月ほど効果が持続します。シミ・シワ・たるみを、同時に治療することも可能です。

 ■施術中、痛みはありますか?
 痛みは気にならないという人がほとんどです。メスを使用しないため、治療後は少し赤みが出る程度。腫れることもなく、直後からメークが可能です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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