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                            							| 九州だけではなかったATL合併妊娠 授乳制限で赤ちゃんへの感染予防を ! |    |   
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																	|   | うしじまクリニック 牛島 英隆氏
 産科・婦人科うしじまクリニック院長
 医学博士
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                            							| 発症すれば治療が難しいATL(成人T細胞白血病)のキャリア(未発症のウイルス保有者)は、以前は九州・沖縄地方に多いとされていました。しかし近年、都市への人口移動などにより、関東・近畿にも拡大しています。 |  
 
                           
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                                  | HTLV‐1ウイルスが引き起こす血液のがんです。血液の中でも免疫に関係するリンパ球に、このウイルスは潜んでいます。 |  |   
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                                  | ウイルスが体内に入っても、実際に発症する人はほんの一部とされます。ウイルスを持っているが、発症していない人のことを「キャリア」と呼びます。 |  |   
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                                  | ほとんどのキャリアが発症しませんが、40歳を過ぎると年間で約1000人に1人が発症するといわれています。発症の平均年齢は60歳程度で、発疹やリンパ節が腫れる初発症状に始まり、目の病気や下半身麻痺等が起こります。治療が困難なことも多いとされています。 |  |   
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                                  | 主な感染経路は、母親から子どもへの母乳を介した母子感染で、乳汁に含まれるリンパ球の中にウイルスは潜んでいます。しかし、授乳を3カ月で止めると、赤ちゃんへの感染はほとんど起こらないことが分かっています。 |  |   
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                            | ■赤ちゃんへ感染したかどうかはどうやって分かりますか? |  
                           
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                                  | 3歳過ぎの抗体検査でほぼ判明します。より早く知りたいときは、1歳過ぎに抗体検査を受けることもできます。しかしその際の結果が陰性でも、その後感染する可能性がありますので、3歳以降に再検査されることをお勧めします。 |  |   
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