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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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紫外線によるシミのほか、最近よく耳にする肝斑(かんぱん)。これらの違いや治療法について聞きました。 |
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後天的にメラニンが表皮の一部に過剰にたまった状態を、シミと言います。おもな原因は紫外線で、比較的濃い茶色で輪郭がはっきりしています。一方、肝斑はほほ骨のあたりや額、口の周辺に左右対称にでき、ぺったりとした薄茶色をしています。女性ホルモンのバランスが関係しているため、妊娠後やピルの服用などにより誘発・悪化。紫外線の影響でも濃くなると言われています。 |
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■できてしまったシミには、どのような治療がありますか |
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IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。シミを一つ一つピンポイントで取り除くのではなく、顔全体のシミやくすみ、ソバカスに対応できる治療です。痛みも少なく、直後にメークも可能です。さらに、さまざまな波長が入っているため、赤ら顔や美白、産毛の脱毛も期待できます。ただ、この方法は肝斑には逆効果になってしまいます。 |
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専用のカーボンローションを顔全体に塗り、レーザーを照射するレーザーピーリング法が適しています。10分程度の照射を3週間に1度、2〜3回行うと薄くなり、美白効果やくすみの軽減も期待できます。東洋人には、シミと肝斑の混在タイプが多いと言われています。通常のシミと肝斑が混在していても、同時に治療することは可能です。その場合、正しくシミを見分ける必要があります。 |
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