くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2010/7/23掲載
 
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シミ・シワ・たるみと肝斑の悩みに メスを使わないレーザー治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
老けた印象を与えてしまう、シミ・シワ・たるみ。どうにかしたいけれど、顔にメスを入れるのはちょっと…という人のための治療法を聞きました。

 ■手術をしない、シミ・シワ・たるみの治療法はありますか?
 顔全体のトラブルを改善するレーザーと、高周波(RF)を組み合わせた治療が良いでしょう。繊維芽細胞に直接熱を与え、真皮層が軽い火傷をした状態にし、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの産生を高める方法です。瞬時にキュッと筋肉を引き締めるため頬(ほお)が上がり、ほうれい線が薄くなります。さらに肌質も改善されてなめらかになり、脱毛効果もあります。個人差はありますが、1回の照射で3〜6カ月ほど効果が持続します。

 ■施術中、痛みはありますか?
 肌質や反応を見ながら最大限照射しますが、麻酔クリームを塗布し、医師が直接行いますので、痛みは気にならないという人がほとんどですね。メスは使わないので、施術後は少し赤みが出る程度。腫れたり傷跡が残ることもなく、直後からメークも可能です。

 ■シミに似た肝斑(かんぱん)も、治療法は同じですか?
 頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミを、肝斑と呼びます。治療には、専用のカーボンローションを顔全体に塗り、レーザーを照射するレーザーピーリング法が適しています。10分程度の照射を3週間に1度の間隔で、2〜3回行うと薄くなり、美白効果やくすみの軽減も期待できます。また、肝斑とシミが混在している場合もあり、自分では気付かないこともあります。間違った治療を行うと、濃くなったり悪化することもありますので、専門医にご相談されることをお勧めします。



 
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