くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 整形外科 インタビュー一覧> 整形外科 最前線
 
整形外科編

2010/5/21掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
多くの人が悩む肩こりの症状 日常生活に原因があるケースも
 
ひらやま整形外科クリニック 院長
平山 征吾氏
年を重ねると症状が出てくるといわれる「肩こり」。最近ではパソコンでの作業が多い若い層にも増えているようです。過労や運動不足などのほか、合わない枕も、肩こりの原因になるそうですよ。

 ■肩こりに悩む人は意外に多いそうですね。
 「肩こり」と言っても、首筋から肩にかけての張りや痛み、こわばった感じや重い感じなど、人によって症状はさまざまです。肩こりから頭痛や目の痛みを併発するケースもあります。

 ■原因は、どのようなものが挙げられますか。
 過労や運動不足、筋肉の衰えなどが原因で、頭や腕を支える筋肉が硬くなり、局所的に血の巡りが悪くなると症状が出てきます。中には、なで肩や首の骨の形に起因する場合もあるので、医師による診断をお勧めします。

 ■どんな治療がありますか。
 まず、レントゲンを撮って原因がどこにあるかを診断します。通常は、シップ薬・内服薬の処方、運動療法、電気治療、温熱療法などで改善を促しますが、実は、運動不足や姿勢の悪さなど、日常生活の中に原因があることも多いので、それに応じてアドバイスする場合もあります。

 ■寝るときに使う枕も大切だと聞きました。
 ほとんどの人が人生のおよそ3分の1の時間を寝て過ごします。寝ている時の姿勢はとても重要で、肩こりとも無関係ではありません。実は、いつも使っている枕を替えるだけで、肩こりが改善することがあるんですよ。理想的な枕は仰向けでも、横向きでも、首から背骨のラインがまっすぐに保たれるもの。高すぎても低すぎてもよくありません。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ