くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2010/4/23掲載
 
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どうにかしたいシミ、くすみ肌 2〜3回で効果が期待できる光治療
 
かよこクリニック 院長
中村佳代子氏
日差しが強くなり、紫外線が気になる季節の到来。老人性のシミは、早い人では20歳代になったら現れ始めるとか。最新のシミ治療について聞きました。

 ■紫外線でできたシミに有効な治療があるそうですね。
 20歳過ぎたら、個人差はありますが、老人性のシミが少しずつ現れてきます。光治療機にもいろいろありますが、第2世代のフラッシュ光線治療機は特殊なフィルターで波長を選べるので、肌の悩みに合わせた治療ができます。老人性のシミだけでなく、美白やそばかす、ニキビ、赤ら顔などの方にも喜ばれています。

 ■何回くらい照射する必要がありますか。
 シミは一度で消失することはありませんので、月に1回程度の照射を2〜3回続けるうちに、肌全体の美白効果が出てきます。2〜3回の照射で従来の光治療の5回分の効果が期待できるといわれています。以前、光治療を受けたけどあまり効かなかった、という方にももう一度試していただきたいですね。

 ■痛みはありませんか。
 痛みはほとんどありません。1回の治療時間は前後の処置を含めても30分程度です。帰りには普段通りお化粧も可能です。忙しくて時間が取れないという方でも1カ月に1回、しかも短時間なので好評です。

 ■シミに似た肝斑の治療にも有効ですか。
 シミと肝斑の見分けは難しく、しかも治療が違ってきます。老人性のシミだと思っていた人が肝斑だったということはよくあります。肝斑には、肝斑専用のレーザー治療が別にあります。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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