くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2010/4/16掲載
 
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シワ、たるみをレーザーと高周波で改善 シミ、くすみ肌はテープ不要の光治療も
 
駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。
加齢によるシワ、たるみ、毛穴の開き。手術以外で改善できる最新の治療法を聞きました。また、近ごろ問い合わせが増えているというレーザーを使った男性のヒゲ脱毛についても教えてもらいました。

 ■シワ・たるみを改善したいけど手術までは…という場合の治療法はありますか?
 ダイオードレーザーと高周波を組み合わせた治療器があります。熱で真皮層のコラーゲンとエラスチンを活性化させますので、引き締め効果と加齢からくるシワやたるみの改善に期待ができます。

 ■施術中の痛みは?
 最新の機器では、麻酔なしで施術しても痛みはほとんどありません。冷却システムも改良されて、やけどや傷ができにくい点も特徴です。施術後は、すぐに化粧をして帰れます。

 ■シミやくすみの治療は?
 特殊なフィルターで波長を選んで照射する光治療器があります。ニキビ跡や、シミ、くすみなどのメラニンに反応して色素を浮き上がらせ、数日後に皮膚の代謝として色素がはがれ落ちてきます。数回の施術でシミが薄くなりますので、長期的なケアとして習慣化していくと、より効果があるでしょう。レーザー治療とは異なり、術後にガーゼやテープを貼る必要はありません。

 ■最近は、ヒゲ脱毛を希望する男性も増えているそうですね
 「朝剃っても、夕方には青々としたヒゲが伸びている」と悩む男性が多いようです。レーザーで脱毛をすると、朝のお手入れも楽になり、ヒゲ剃りによる肌の負担が軽減されるので、肌の状態がかなり良くなります。ただ、施術の回数には個人差がありますので、詳しくは医師におたずねください。



 
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