くまにち メディカルインタビュー
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形成外科編

2010/4/16掲載
 
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視界回復手術で目の機能向上 頭痛や肩こりなどの症状も軽減
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
顔の印象を左右する目元。二重にしたり、目頭を切開したりと、美容面での手術はよく知られています。しかし、最近では目の機能向上のためにまぶたのたるみを取る手術をする人が増えているそうです。

 ■まぶたのたるみは、日常生活にどのような影響を及ぼしますか。
 目の周りの皮膚はとても薄く、老化が早い部分。加齢によってまぶたが伸びたり、長期のコンタクトレンズ使用等でまぶたを持ち上げる筋肉が弱くなるなどして、たるんでしまうのです。まぶたが開きづらいことで視界が狭くなり、おでこや眉間にしわを寄せながら物を見るようになると、実年齢以上に老けて見えます。また、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状が出ることもあります。まつげが目に入り、不快になることもあるんですよ。

 ■まぶたのたるみは、どのような治療法で解消できますか。
 伸びた皮膚を切除する方法と、弱くなった筋肉を引き上げて縫合する方法があります。また、必要に応じてまぶたの脂肪をとる場合もあります。施術はいずれも局所麻酔で1時間程度。術後4〜5日で抜糸できます。不快な症状が軽減されるとともに、二重のラインができて若々しい印象になり、審美面でも満足される人が多いようです。治療には保険が適用される場合もあります。

 ■入院する必要はありますか。
 ありません。ですが、術後2〜3日は、はれが目立つので、ゴールデンウイークなど、まとまった休暇がとれる時に受診する人が多いですね。また、見た目の印象が良くなる目元の手術は、営業職や面接の予定がある男性が受診される場合も少なくありません。目元のことでお悩みの人は、一度、専門医に相談されるとよいでしょう。



 
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