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生まれつきのアザや加齢とともに増え始めるシミ、イボなどに有効なレーザー治療から、近年中高年に多く見られる爪(つめ)のトラブルへの指導法や矯正法など、皮膚の症状に合わせた治療法を聞きました。 |
■近年は、レーザーを使ったアザの治療が多いようですね。 |
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アザは色により大きく2つに分けられます。一つは血管の先天的な異常による赤アザ。苺(いちご)状血管腫や単純性血管腫は、赤い色素に反応するダイレーザーで治療します。メラニンの異常により発症する茶・青アザには、Qスイッチ付メラニン用レーザーで治療を進めます。 |
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■レーザー治療が有効な症状には、ほかにどのようなものがありますか。 |
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加齢に加え、乾燥や紫外線等が原因で起こる老人性のシミやイボ、ソバカス、赤ら顔などもレーザー治療の対象となります。従来の“取る”治療からレーザーによる“抜く”治療が可能になってからは、傷跡の心配もなくなりました。入院の必要もなく、短時間で済み、痛みも少ないため新生児も治療が可能です。 |
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中高年になると、足底筋力が低下し足の形が変わってきます。また、合わない靴を履き続けることで外反母趾(ぼし)やタコ、ウオノメ、巻き爪などの症状が起こり、受診される方が増えています。この場合、正しい靴選びとともに、リハビリで足底筋のストレッチや筋力増強訓練の指導を行います。また、重症化した巻き爪は、以前は手術をしていましたが、今は特殊なワイヤーで矯正する方法もあります。出血もせず、痛みもほとんどない治療法です。これらの治療は、保険適用外となる場合もありますので、専門医にご相談ください。 |
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