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これからの季節、電車やバスの車内や人混みの中など、汗や臭いが気になるという方も多いのでは。今回は、どんなに清潔を心がけていても臭ってしまうワキガや多汗症について、話を伺いました。 |
■ワキガや多汗症の相談で訪れた方には、どのように対処されるのですか? |
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まずはワキからの臭いがどの程度なのかを診断します。無臭が好まれる昨今では、臭わないのに自分自信でワキガだと思いこんでいるケースなどがあるからです。その場合はしっかりとカウンセリングし、手術の必要がないことを納得できるまで説明します。多量の汗や臭いが気になる場合は治療を行います。 |
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注射による注入法があります。ボトックスという薬品をワキに数カ所注入して末梢神経からの命令を汗腺に伝わりにくくすることで、一時的に汗を出す働きを抑制します。治療は10分ほどで終了し、当日のシャワーや入浴も可能です。もちろん入院の必要もありません。永続的な効果は得られませんが、約半年〜1年間は効果が持続します。多汗症でなくても、一般的な汗かきの人にも適しているでしょう。 |
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ローラークランプ法があります。ワキの下にあるアポクリン腺やエクリン腺といった汗腺自体を取り除くため、より効果が持続します。2〜3oほどのカニューレという細い管のようなもので行うので、傷跡もほとんど目立ちません。カニューレは毛根組織まで達するので、同時に脱毛効果も期待できます。手術は約30分で終了し、入院は不要です。 |
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