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サプリメントや食品よりも超高濃度のビタミンCを点滴によって静脈注射する「超高濃度ビタミンC点滴療法」。今行っているがんの治療をそのまま続けながらできる補完治療として注目されています。 |
■超高濃度ビタミンC点滴療法とはどのような治療ですか。 |
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もともとアメリカで始まった治療で、欧米ではすでに3万件以上の治療実績がありますが、日本ではまだ新しい治療法と言えます。超高濃度のビタミンCを大量に点滴投与することにより、ビタミンCの血中濃度を高くして、がん細胞を抑制するという治療です。臨床実験により、80%の人に生存期間の延長が認められたという報告があり、QOL(食欲や体調の改善)の向上も期待できます。 |
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■なぜ高濃度じゃないといけないのですか。サプリメントや果物ではだめですか。 |
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がん細胞の死滅に一定の効果を期待するにはビタミンCの血中濃度を350〜400r/デシリトルにする必要があります。サプリメントや果物では、わずかなビタミンCしか補えないため、超高濃度の静脈投与または点滴で摂取するしかありません。 |
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正常な細胞には悪影響を与えないため、副作用がほとんど見られないのが特徴です。過剰なビタミンCは、尿中に排泄されます。ただしG6PD欠損症の方や腎不全などの方は、この治療が受けられません。治療にあたっては、まず事前の採血検査を行い、患者さんに合ったビタミンCの投与量を決定し、効果を見ながら行います。現在、化学療法や放射線治療、免疫治療などがんの治療をされている方もそのまま治療を続けながら、補完的に行うことが可能です。なおこの治療は、保険が効かない自由診療になります。まずはご相談ください。 |
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