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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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加齢とともに気になるシワやたるみ。どうにかしたいけど、顔にメスを入れるのはちょっと抵抗が…という方のための治療法を伺ってきました。 |
■手術をしない、シワ・たるみの治療法はありますか? |
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シワ・たるみでお悩みの方は、まず第一選択として、顔全体のトラブルを改善するレーザーと高周波(RF)を組み合わせた治療が良いでしょう。繊維芽細胞に直接熱を与え、真皮層が軽い火傷をした状態にし、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの産生を高める方法です。瞬時にキュッと筋肉を引き締めるため頬があがり、ほうれい線が薄くなります。さらに肌質も改善されてなめらかになり、脱毛効果もあります。個人差はありますが1回の照射で3〜6カ月ほど効果が持続します。 |
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肌質や反応を見ながら最大パワーで照射しますが、麻酔クリームを塗布し、医師が直接行いますので、痛みは気にならないという方がほとんどですね。メスは使わないので、施術後は少し赤みが出る程度で、腫れたり傷跡が残ることもなく、直後からメークも可能です。 |
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■部分的に気になるシワに対応できる治療法はありませんか。 |
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ボトックスやヒアルロン酸などを注射器で注入する方法があります。ボトックスは、筋肉を弛緩させる作用があるので表情ジワ(眉間、額、目尻など)に適しています。一方、ヒアルロン酸は、ほうれい線などレーザーでも改善できないような深い溝状のシワに適し、即効性があります。いずれも持続期間は数カ月〜1年程度です。この他、目の下の小じわやたるみには血小板と白血球を採取・注入するW‐PRP療法もあります。自己血液を利用するため、副作用などのリスクは低いと言えます。 |
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