くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シミ・肝斑

2009/10/23掲載
 
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シミ・くすみを取って若々しい美肌に
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
シミやくすみ、そばかす…普段はメークでなんとか隠しているものの、化粧を落とした後の素肌は誰にも見せたくない!という人も多いのでは? そこで、シミやくすみの治療法を伺ってきました。

 ■シミ治療にはどのようなものがありますか?
 シミやくすみが気になる場合は、光エネルギー(IPL)と高周波エネルギー(RF)を組み合わせた治療を行います。顔全体に照射できるためシミが多い方やそばかすで悩まれている方にも適していて、施術直後から肌のトーンが明るくなり、ハリやツヤが出て、リフトアップ感も続きます。さまざまな波長が入っていて、赤ら顔や美白、うぶ毛の脱毛も期待できるので、トータル的な美肌治療として主流となっています。

 ■部分的なシミの治療法はありますか?
 ピンポイントで気になる深いアザや大きなシミの治療も可能なのがレーザー(Q-YAG)です。照射で真皮のメラノサイトが破壊され、数カ月〜半年かけて徐々に色が薄くなっていきます。治療後は軟膏塗布やテープ貼用が必要ですが、テープの上からお化粧も可能です。

 ■ほお骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミについて教えて下さい。
 通常のシミと見分けがつきにくいのですがそれは肝斑というシミの一種です。治療としては専用のカーボンローションを顔全体に塗り、レーザーを照射するレーザーピーリング法が適しています。照射のみでも肝斑は薄くなりますが、濃く範囲が広い方には内服を併用して治療することもあります。シミと思っていたら実はアザだったり肝斑だったりすることもあるので、まずはきちんと専門医に相談して見極めることが大切です。シミ、アザ、肝斑が混在している方でも、同時治療が可能ですので、お気軽にご相談下さい。



 
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