くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 ワキガ・多汗症・黄ばみ

2009/9/12掲載
 
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気になる汗や臭いを抑えるには
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
まだまだ続く日中の暑い日差し。仕事中や人混みに入った時など「ワキからの臭いは大丈夫かしら」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、ワキガや多汗症、黄ばみについて伺いました。

 ■クリニックではワキガなどの相談が多いと思いますが、どのような治療方法でしょうか。
 まずは、臭いがどの程度なのかを診断します。症状が目立つ方はもちろん、ご自身でワキガだと思いこんでいるケースもあります。臭いが強く、汗の量、下着の黄ばみが気になる場合は手術を行います。代表的なのはローラークランプ法です。手術時間は30分ほどで終了します。入院は不要です。傷跡保護器具を使用するので、傷跡もほとんど目立ちにくくなります。術後約1週間は患部を安静にする必要があります。

 ■手術が成功したという目安になるようなものはありますか。
 ローラークランプ法では、ワキ下を2oほど切開して皮下脂肪層まで吸引器を挿入し、ワキガ臭の元となるアポクリン腺や皮脂腺、エクリン腺を除去します。これらの腺のそばには毛根もあり、手術の際に毛根も同時に取り除きますので、体毛が薄くなったり生えなくなったりしたら、成功したと思っていいのではないでしょうか。

 ■手術に抵抗があったり、まとまった時間が取れない人もいると思いますが、ほかに手軽な治療方法はありますか。
 末梢神経からの命令を汗腺に伝わりにくくする薬品(ボトックス)を、注射器でワキに注入する注入法があります。注入法の持続効果は施術から半年〜1年間で、この期間は汗を出す働きを抑制します。これなら手術の必要もないので、多忙な方も気軽にできます。



 
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