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美容外科最前線 シワ・たるみ

2009/7/18掲載
 
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メスを使わず引き締まった美しさへ
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
いつまでも若々しく美しくありたいと思うものの、鏡の中でシワやたるみを見つけるとブルーな気分になってしまいます。しかし、手術には抵抗があるという場合、高周波を使った治療法が登場しています。

 ■高周波を使った治療について教えてください。
 従来、シワやたるみを取る治療は外科手術かレーザー治療が主流でしたが、最近では高周波(RF)による治療が注目されてきました。高周波は電波の一種で、肌に照射するとレーザーや赤外線では届かない深部にまで熱を発生させることができます。その際、照射の前、照射中、照射後と充分な冷却を行うことで肌表面は傷つけずに済みます。

 ■どのように作用するのですか。
 シワやたるみは、加齢や紫外線などの影響でコラーゲンを生成する繊維芽細胞機能が徐々に衰退し、真皮層のコラーゲンがやせて繊維が固くなり、細胞間の弾力が損なわれて生じます。高周波を照射すると真皮層内のコラーゲンが熱によって収縮するため、頬に照射した場合、直後からフェイスラインの引き締め作用が現れます。さらに、高周波の熱でわずかに傷ついた真皮細胞が修復される過程で大量のコラーゲンが生成、活性化されます。そのため、個人差はありますが治療後約4週間ほどで毛穴が目立ちにくくなり、なめらかな肌に変わる美肌作用もあります。

 ■顔以外にも使われるのですか。
 二の腕のたるみ、太ももやヒップのセルライト、下腹部のたるみなどに施術して引き締めたりボディーラインを整えたりします。また、これまで外科的治療しかできなかったまぶたや目の周辺のたるみ、ちりめんじわにも照射が可能です。



 
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