|
|
|
|
遺伝子レベルでがんの治療を試みる「がん遺伝子治療」が注目されています。詳細をお聞きしました。 |
 |
がんは、細胞内の遺伝子の傷害が原因で発生します。がん遺伝子治療では、がん細胞は「がん抑制遺伝子」の異常が多く見受けられることから、正常な「がん抑制遺伝子」を、がん細胞内に送り込み、がんを抑え込もうという治療法です。 |
|
 |
 |
「がん抑制遺伝子」を特殊な処理をしたアデノウイルス(風邪のウイルス)に組み込み、がん細胞の中に侵入させます。投与方法はがんの状態や部位によって異なりますが、局所投与や点滴による全身投与を行います。投与期間は1週間ごとの計6回で、その後、効果判定を行うことになります。 |
|
 |
 |
アデノウイルスを投与するため、投与後、半日ほど38℃前後の発熱を伴います。適応範囲も広く、ほとんどのがん種に使用できます。また、放射線治療や抗がん剤治療、免疫治療、温熱療法などとの併用も可能で、相乗効果を期待できる治療法の一つだと言えますね。詳細は直接お尋ねください。■「がん遺伝子治療」説明会・講演会
7月26日(日)13時30分〜16時30分。熊本市現代美術館5階・アートロフトで開催。参加無料。定員90名。要予約。
【電話】096(282)0302
FAX096(282)4060 |
|
 |
|
|
 |
|
|