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うしじまクリニック
牛島 英隆氏
産科・婦人科うしじまクリニック院長
医学博士 |
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妊娠中、一番心配なことはお腹の中の赤ちゃんが元気かどうか。それはNST(ノンストレステスト)で知ることができるそうです。 |
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ストレスのないとき、つまり子宮の収縮(陣痛)のないときに心拍数の変化を記録する検査です。赤ちゃんの元気さは、胎動に伴う心拍数の変化が目安になります。胎児心拍は140前後です。胎児心拍が20分間に15心拍以上上昇して、その15秒以上の持続が2回以上認められれば元気な証拠です。 |
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■もし、持続が2回未満だった場合はどうなりますか。 |
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赤ちゃんが眠っているときにも2回未満の結果が出ることがあります。そのため、即異常ということではありません。もし、元気がないときにはNSTに加え、超音波検査で胎児の動きや羊・?ェってさらに詳しく調べます。 |
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■赤ちゃんに元気がない場合、何が原因なのでしょうか。 |
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赤ちゃん自体に何らかの疾患があったり、お母さんに糖尿病や高血圧などの合併症があるほか、胎盤の機能の異常などさまざまな原因が考えられます。 |
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妊娠36週頃からはじめます。頻度は1週間に1回で、分娩予定日を過ぎたときに限り週に2回の検査が望ましいとの勧告があります。しかし、最近では妊娠36週から週に2回検査しているところが増えてきているようです。週2回のNSTを行った場合、死産率が3分の1以下に低下することが報告されています。生まれる間近の赤ちゃんの状態を的確に把握するために、きちんとNSTを受けましょう。 |
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