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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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白く、透明感のある素肌は若々しい印象を与えます。ですが20代も半ばを過ぎると、いつの間にかシミが現れ、顔全体がくすみがち…。これからの季節は紫外線に注意したいものです。シミ・美白の治療法について聞きました。 |
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シミは、肌の表皮の一番下にあるメラノサイトといわれる色素細胞が活性化してメラニン色素を作り出し、それが沈着したものです。主な原因は紫外線ですが、精神的なストレスや肌に合わない化粧品が原因の場合もあります。また、幼少期からのメラニンの蓄積もシミを発生させますので、子どもの頃から紫外線対策をしっかり行う必要があります。しかし、成人ですと、すでに蓄積されていますので、紫外線対策に加えてビタミンCやEを積極的に摂取するとよいでしょう。 |
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■では、すでにできてしまったシミの治療法について教えてください。 |
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まず、レーザー治療があります。即効性はありますが、2週間程度は絆創膏を貼ります。それと紫外線からしっかりと肌を守るようにしてください。この方法は目立つシミを一つだけ取りたい、という方に適しています。また、シミが多い方やそばかすで悩まれている方は、顔全体に照射できるIPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせた治療がよいでしょう。施術直後から肌のトーンが明るくなり、ハリ・ツヤが出て、リフトアップ感が持続します。さまざまな波長が入っていることで、赤ら顔や美白、うぶ毛の脱毛も期待できます。徐々にシミを薄くしていく治療のため数回の施術が必要ですが、直後からメイクができ、日常生活も普段通りで構いません。医師が施術しますので、最大パワーの照射でも痛みはほとんどないといってよいでしょう。 |
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