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美容外科において、中高年層の相談で一番多いと言われるシワとたるみ。顔全体、目元、口元など、部位ごとに適した治療法について伺いました。 |
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人の皮膚はどんなにお手入れをしても年齢とともに衰えてきます。実際、40歳を過ぎる頃から皮膚のハリがなくなり、ホホやアゴあたりのシワやたるみが深くなります。また、皮下脂肪がなくなってきてシワが増えることもあります。 |
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広範囲の皮膚のシワやたるみを取る場合は、フェイスリフトが適しています。この手術では髪の毛の中や耳の付け根の部分を切開して引き上げ、余った皮膚を取り除きます。同時に、緩んでしまった筋肉も引き上げます。手術跡は髪の毛で隠れるので心配はいりません。手術は2〜3時間程度です。 |
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■部分的に気になる場合の治療法もあるのでしょうか。 |
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こめかみの周りや目尻の下がりが気になる場合は、傷が小さくて済むこめかみリフトでも良いでしょう。これは目の上の髪の毛で隠れる部分を4〜5p切開して、こめかみや目尻付近のたるみを引き上げる手術です。傷も目立つことはありません。手術時間は60分程度で、すぐに帰宅できます。 |
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薬剤を注入する方法があります。ヒアルロン酸やコラーゲンの注入では、内側からシワの溝を押し上げ、シワが目立たなくなる効果があります。ほうれい線や眉間などの深いシワに有効です。ボトックスは一時的に筋肉の働きを弱める性質があり、それを生かしてシワが寄らないようにします。額や眉間、目尻の表情ジワに適しています。いずれも施術は10分程度。直後から洗顔やメイクもできます。薬剤は徐々に体内に吸収されるので、効果の持続は半年〜1年くらいです。 |
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