くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 豊胸術

2009/5/30掲載
 
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大きさ、形ともに理想のバストに !
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
薄着の季節になると、どうしても体のラインが目立つものです。バストの大きさや形に悩む女性も多いのではないでしょうか。豊胸術について聞きました。

 ■注入法豊胸術について教えてください。
 まず一つ目に、脂肪注入法があります。太ももやお尻、下腹部などの脂肪を吸引・精製し、バストに注入する方法です。脂肪を取りたい部分は細くなり、膨らませたいバストは大きくなるという双方のメリットがあります。ただ脂肪は体内に吸収されますので、生着率は30%くらいです。

 ■生着率を上げる方法はないのでしょうか?
 W‐PRP(白血球含有多血小板血漿)療法を併用することで、生着率が約50%に上がることがわかってきました。体内には成長因子があり、少なくなった細胞を増やしたり、活性化する役目をしています。この成長因子は血液の中の血小板に多く含まれており、さらに白血球を加えることで効果が安定します。

 ■そのほかの注入法はありますか?
 ヒアルロン酸を注入する方法があります。脂肪吸引をする必要がありませんので、施術は短時間で終了し、体への負担も少なくて済みます。また、注入後に足りない部分があれば、追加注入も可能です。1〜2年で吸収されますので、脂肪注入法やバッグ挿入法をする前のシミュレーションとしてされる方もいらっしゃいます。

 ■バッグ挿入法とは?
 多層構造で特殊コートされたジェル状のバッグを大胸筋の下、または乳腺の下に挿入する手術です。入院は不要で、デスクワーク程度なら翌日から仕事もできます。また、最近のバッグは耐久性に優れていますので、破れたり、中身が漏れ出す心配はほとんどありません。それに立ったときや寝たときのバストのラインやバランス、感触も自然です。いずれの方法も、妊娠や授乳には影響ありません。



 
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