くまにち メディカルインタビュー
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内科最前線 ホームドクター(家庭医)

2009/4/25掲載
 
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病気の予防や早期発見にも活用
 
日赤通り 谷アMAクリニック
谷ア 俊哉氏
体調を崩した時や、健康に不安がある時など、何でも気軽に相談できるホームドクターがいると安心ですよね。ホームドクターの重要性と、上手なかかり方について聞きました。

 ■ホームドクターを持つことの重要性について教えて下さい。
 ホームドクター(家庭医)とは、体調が悪くなったりした時や、自分の健康に心配なことがあったりした時に、まず最初に相談できる医師「かかりつけ医」のことを言います。日頃の健康状態や病歴、服用している薬などを把握してくれるホームドクターがいれば、具合が急に悪くなった時も安心です。欧米では、プライマリ・ケアを行う専門医として、家庭医が1つの専門分野となっています。

 ■プライマリ・ケアとは?
 患者さんが最初に接する医療の段階において、適切に診断処置され、以後の療養の方向について正確な指導が与えられることを重視する概念です。つまり、ホームドクターには幅広い知識や経験が求められるのです。

 ■症状が重症化した場合や、緊急の場合はどうなりますか?
 必要に応じて「救急外来」や「専門外来」につなぐことも、家庭医の重要な役割です。患者さんの検査データなど必要な情報をお渡しすることができるので、検査の重複などを省くことができ、患者さんの身体的、経済的負担を軽減することができます。

 ■ホームドクターとの上手な関わり方を教えてください。
 自分の病状や不安なことは何でも気軽に話していただきたいですね。何か変調を感じた時に診察を受けるのはもちろんですが、健康診断や予防接種を受けるなどして、病気の予防や早期発見にも役立てましょう。



 
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