くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 たるみ・シワ治療

2009/2/7掲載
 
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高周波や注入によるリフトアップ
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
冬場の乾燥で、たるみやシワが目立っていませんか。十分な保湿、そして早めのケアが大切です。切らない、たるみ・シワ治療について伺いました。

 ■シワやたるみの治療にはどのような方法がありますか?
 最近ではさまざまな治療法があります。外科的な手術を行ったり、機械を使用する方法、注入法などが主な治療法と言えるでしょう。中でも高周波(RF)による治療法と、注入法についてお話します。

 ■高周波治療とは?
 高周波は一度の治療で速効性と持続性を持ち合わせた、メスを使わない治療法です。肌に高周波エネルギーを加えることで、コラーゲン繊維がタンパク変性し収縮します。よって照射後48時間くらいで肌のハリ、スベスベ感が実感できます。これは肉や魚に熱を加えて身が締まるのと同じ原理と考えて頂くとよいでしょう。さらに3〜6カ月かけて皮膚内でコラーゲンの自己増殖が起こります。照射時間は顔全体で約30分。1日わずかに赤くなる程度で、洗顔、入浴、メイクなど日常生活はいつも通りで大丈夫です。

 ■注入法について教えてください。
 コラーゲンやヒアルロン酸、ボトックスといった薬剤をシワ部分に注射器で注入する方法です。

 ■各々の特徴は?
 ボトックスには一時的に筋肉の働きを弱める性質があります。それを生かしてシワが寄らないようにします。額や眉間、目尻の表情ジワに適しています。ヒアルロン酸やコラーゲンの注入では、内側からシワの溝を押し上げ、シワが目立たなくなる効果があります。ほうれい線や眉間などの深いシワに有効です。施術は10分程度。直後から洗顔やメイクもできます。薬剤は徐々に体内に吸収されるので、効果の持続は半年〜1年半くらいです。



 
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