くまにち メディカルインタビュー
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内科最前線 ダイエット

2009/1/17掲載
 
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更年期には医学的なダイエットを
 
三角クリニック院長
三角 大慈氏
30歳くらいを境に成長ホルモンの分泌は急減するそうです。結果、基礎代謝が低下し、疲れやすくなり、筋肉を使わないため脂肪も蓄積しはじめます。

 ■更年期に急に太る人がいますが、なぜでしょうか?
 更年期は女性の一生で最も体の機能が変わり出す時期です。ホルモンバランスの大きな変動から体も心も不調に陥ります。のぼせ、汗、動悸、めまい、頭痛など様々な症状で悩まされるようになります。こうした体の変化の激しい更年期に、ダイエットで低下している消化能力をサポートし、ホルモンづくりや体内調整を行い必要な栄養素をしっかり体内に入れてあげることが大切です。正しいダイエットを実践すれば、更年期に伴う変化を意識せずに過ごせ、更年期障害の軽減にもつながります。

 ■体重を減らす様々な方法が話題になりますが。
 まずダイエットを単に「痩せる」という意味でとらえるのではなく、「体をよくするための食事」と理解してください。若い頃は「とにかくヤセさえすればいい」と、無理な減量作戦を展開しがちです。体力はありますから、少々無理がきくかもしれません。でも同じことを更年期にやれば、体はすぐにガタがきます。当然若い人を含めて、そんなことはすべきではありません。効率と結果、体を考えると、医学的にダイエットをすることが望ましいです。

 ■医学的なダイエットとは?
 医師の指導による、バランスの取れた食生活や運動はもちろん、脂肪を溶かす脂肪融解注射や腸内洗浄、骨盤調整などがあります。これらはメスを使わず治療期間も短いため、肉体的な負担が少ないのが特徴です。健康で質の高い生活を送るために、一人一人の体質に合った健康・栄養指導を受けることが大切です。



 
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