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人には言えないワキガの悩み。他人の目が気になってなかなか積極的に行動できないという方も多いようです。ワキガや多汗症について聞きました。 |
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ワキガはどんなに清潔を心がけていても、におってしまうものです。このような悩みがストレスとなり、さらににおいが強くなってしまうケースもあります。また、実際には体臭というほどのものはないのに、自分のにおいに敏感になっていて、悩んでいる方もよくいます。こういった方には手術をする必要のないことをきちんと説明し、納得するまでカウンセリングを行います。つまり心のケアをするわけです。 |
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■では、ワキガや多汗症の場合には、どんな治療をするのでしょうか。 |
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ワキガの原因となっている、アポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺を取り除くローラークランプ法を行います。腕の付け根から2o程度のカニューレ(吸引棒)を皮下組織の中に挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を取り除き、吸引します。カニューレを往復させる際に生じる摩擦から傷口を守るために、保護器具を侵入口にかぶせますので、手術跡はほとんど目立ちにくくなります。また毛根部分まで達するため、脱毛効果もあります。手術時間は局所麻酔で40分程度。入院は不要です。 |
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注入法があります。ボトックスという薬品を注射器でワキに注入することで汗腺を細め、汗を出にくくします。施術は10分程度で終了。効果の持続は約半年〜1年です。においはさほど気にならないけれど汗の量が多いという方や手術に抵抗のある方向きです。また、ボトックスは手のひらや足の裏にも有効です。今の季節はブーツ着用の際に足に汗をかきやすいため、ムレやにおいが気になるという方にも適しています。 |
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