くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シワ・たるみ・シミ

2008/12/13掲載
 
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肌老化(シワ・たるみ・シミ)を同時治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
鏡に近づいて自分の顔をじっくり覗いてみると、全体的にたるみ、普段気づかなかったシワやシミが出来ているものです。治療法について聞きました。

 ■たるみやシワは何歳くらいから出来はじめるのでしょうか。
 肌のハリや潤いを保つ働きをする皮膚成分のコラーゲン・エラスチン、保湿の働きをするヒアルロン酸などが減少することで、シワやたるみができます。これは20歳代から徐々に減りはじめ、伸びた皮膚は年齢とともに自力では元に戻らなくなります。また年齢だけでなく、紫外線も肌老化を進める大きな要因です。若々しい肌を保つためにも、冬の時期も紫外線には注意して下さい。

 ■できてしまったシワやたるみに対して、どんな治療がありますか。
 たるみやシワには、顔全体のトラブルを改善するレーザーとRF(高周波)による治療を行います。繊維芽細胞に直接熱を与えることで真皮層が軽い火傷を起こし、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。結果、頬が上がり、ほうれい線が薄くなるのです。そのほか、目の下のたるみや小ジワにも効果があり、肌がなめらかになります。また、たるみの程度の強い方や従来の方法であまりリフトアップを実感できなかった方、さらにシミも気になるという方には、前述の方法に加えてIPLとRFを同時照射します。組み合わせて治療することでリフトアップでき、よりハリ感が増します。シミも薄くなり美白効果がありますので、シワ・たるみ・シミとすべてが気になる方にも適しています。フェイスリフト手術後に数年経過して再度たるんできた場合や、術後のフェイスラインの微調整のほか、皮膚を切りたくない場合にも適しています。最大パワーで照射しますが、麻酔クリームを塗布し、医師が行いますので痛みはほとんどありません。



 
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