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この時期の熊本は朝晩が冷え込む反面、天気の良い昼間は暑いくらいのときもありますね。朝から厚着すると昼間に汗をかくこともあり、ニオイにも気をつけたいものです。ワキガ、多汗症の治療について伺いました。 |
■ワキガかどうか、自分でチェックができるそうですね。 |
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ワキガのニオイは本人が気づかないことが多いうえ、周りも親しい間柄であればこそ言いにくいものです。他人に確認できない場合は、ワキガ体質の自己チェックもできます。@耳あかが湿っているA家族の中にワキガの人がいるB衣類のワキの部分に大量に汗をかくC下着のワキの下が黄色くなるDワキ毛が太くて濃い。これらに当てはまる場合はワキガ体質の傾向があります。 |
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アポクリン腺と皮脂腺からの汗を皮膚常在菌が化学分解すると、異臭が生じます。一方、エクリン腺からの汗が多いのであればニオイはほとんどなく、多汗症ということになります。しかし、多汗症とワキガは合併していることが多いですね。 |
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ワキガを根本から治すには、汗腺を取り除くローラークランプ法が適しています。腕の付け根から2o程度のカニューレ(吸引棒)を皮下組織の中に挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら、アポクリン腺とエクリン腺、皮脂腺を取り除き、吸引します。カニューレを往復させる際に生じる摩擦から傷口を守るために、保護器具を挿入口にかぶせますので、手術跡はほとんど目立ちにくくなります。また、毛根部分まで達するため、脱毛効果もあります。手術時間は局所麻酔で40分程度で、入院は不要です。手術以外の方法では、ボトックスという薬品をワキに注入する方法があります。効果の持続期間は約半年〜1年です。 |
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