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駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。 |
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ファッションを楽しむ上で欠かせないムダ毛のお手入れ。今のうちから脱毛を始めると来年の春夏に間に合うそうです。医療用レーザーで行う脱毛とレーザーフェイシャルについて聞きました。 |
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レーザー脱毛とは、黒い色素(メラニン)に反応する特殊なレーザーを脱毛部位に照射することで、毛の再生を困難にする方法です。レーザーにはさまざまな種類がありますが、脱毛に用いる医療用レーザーは、照射すると毛根周囲の毛母組織のメラニン色素に吸収され、その熱によって毛の生える組織を破壊することができます。毛の成長に欠かせない毛乳頭だけにダメージを与えるため、肌への負担が少ない脱毛法ともいえるでしょう。 |
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毛には成長期、退行期、休止期という毛周期があるため、施術もその成長サイクルに合わせて進めることになります。目安としては、1〜2カ月に1回の照射を繰り返すと効果が実感できるようです。レーザーを当てる際は、直前に冷却ガスで照射部位を冷やしながら行うため、ゴムで弾かれたほどの感覚で済み、通常は麻酔も不要です。通院の回数は、毛の質や量による個人差や脱毛部位によって若干異なりますが、だいたい4〜5回程度になります。 |
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■同じ医療用レーザーが、素肌のケアなど美容面でも使われているそうですが。 |
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低出力で短時間、顔全体に照射するレーザーフェイシャルがあります。皮膚の浅い層から深い層まで作用するため、表皮のシミ・ソバカスの改善や、真皮のコラーゲンを活性化して毛穴を引き締めるなどの効果が期待できます。ただ、1カ月以内に日焼けした方や日光アレルギーの方、妊娠中の方は施術できません。詳しくは医師にご相談ください。 |
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