くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 たるみ・シワ

2008/10/18掲載
 
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肌の若々しさを取り戻す治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「ふと鏡に映った自分の顔が老けて見えた」「たるみでほうれい線が気になる」「目尻のシワが戻らない」…たるみやシワの悩みは多いようです。

 ■たるみ・シワの治療にはどんな方法がありますか。
 治療はたるみやシワの程度に合わせて行います。頬や首周り、目尻の下がりなど全体的に気になる方、たるみの程度が大きい場合は、フェイスリフトを行います。傷跡が目立たない髪の毛の生え際を切開して皮膚を引っ張り上げ、余分な皮膚を取り除きます。手術ですので抜糸や日常生活に戻るまでの時間(ダウンタイム)に1〜2週間かかりますが、効果はすぐに現れます。一方、頬や顎だけが気になる場合には、ミニリフトがよいでしょう。これは、耳の上部を切開し余分な皮膚を除去します。手術の範囲が狭いので回復が早く、数日後から外出もできます。

 ■手術以外の治療法はありますか。
 皮膚の奥まで浸透する高周波(RF)を用いて、自己コラーゲンの産生を促し、皮膚を引き締めてリフトアップさせます。2日くらいで皮膚のハリとスベスベ感が実感でき、その後3〜6カ月間、引き締まり続けます。ダウンタイムはほとんどありません。シワだけが気になる場合は注入法でも対応できます。

 ■詳しく教えて下さい。
 注入法とは、注射器を使ってシワの部分に薬品等を注入する方法です。鼻唇溝や深いシワには、ヒアルロン酸やコラーゲンを注入します。シワの谷間を埋めることで他の皮膚と同じ高さまで盛り上がり、シワが目立ちにくくなります。また、眉間や額、目尻などの表情ジワには、筋肉の働きを弱めるボトックスが良いでしょう。その他、自分の血小板と白血球を採取して注入するW‐PRP皮膚再生療法もあります。細胞を活性化させる働きをするため、肌を若々しく蘇らせることができます。



 
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