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がん細胞が熱に弱いことは、以前から認識されている事実なのだそうです。この特性を利用して行われる「がん温熱療法」について聞きました。 |
■がんの温熱療法(悪性腫瘍ハイパーサーミア治療)とは? |
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がん組織は熱に弱く、42℃以上で死滅するといわれています。温熱療法とは、高周波の温熱治療器を用いて腫瘍部位を42℃以上、腫瘍周辺部位を40℃前後に加温することで、人体の深部に発症した腫瘍であっても、がんの縮小効果や抑制効果などが期待できる治療法です。 |
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頭部や眼球を除くほとんどの部位に適用されます。初期から末期まで広範に使用でき、既に受けていらっしゃる化学治療や放射線治療、活性化リンパ球療法などとの併用も可能です。少量の抗がん剤でも効果が上がるなど、がん治療の新たな選択肢として注目されています。 |
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原則として週に1回約1時間程度の治療を行います。副作用の少ない、身体にやさしい治療法と言えるでしょう。また、身体が加温されることで疼痛緩和や食欲増進、倦怠感の軽減など、末期がんの患者さんのQOL(生活の質)を高める作用もあると思われます。温熱療法についてのご質問は、専門医におたずねください。
■「がん統合医療熊本フォーラム2008〜不安を超えて生きるために〜 」 7月6日(日)10時〜16時半 県立劇場大会議室 講演「サイモントン療法」「がんの免疫療法とハイパーサーミア療法」「がん難民をなくす」、パネルディスカッション
資料代500円 要事前申し込み
【電話】096(282)0405
FAX096(282)4060 |
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