くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容整形最前線 たるみ・シワ

2008/6/14掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
手術、高周波、注入法によるたるみ・シワ治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
美容外科において、40〜70代の女性からの相談はシワ・たるみが一番多いそうです。年齢やたるみの状態に合わせた施術法について伺いました。

 ■たるみやシワの治療にはどのような方法がありますか。
 たるみやシワの程度によって施術法を検討します。60代以上の方や重度の場合には、フェイスリフトが適しています。皮膚を引っ張り上げ、余った皮膚を取り除く手術です。髪の毛の生え際を切開して傷跡を目立ちにくくします。抜糸や日常生活に戻るまでの時間(ダウンタイム)に数週間必要ですが、効果はすぐに現れます。しかし手術に抵抗のある方や程度が軽い場合は、高周波(RF)による治療が良いでしょう。

 ■詳しく教えて下さい。
 通常のレーザーや光よりも皮膚の奥まで浸透する高周波を使ってコラーゲンの産生を促し、肌のリフトアップを図ります。治療後2日くらいで皮膚のハリとスベスベ感が実感でき、それから3〜6カ月間、引き締まり続けます。肌表面を傷つけないためダウンタイムはほとんどなく、直後からメイクや入浴など普通の生活が可能です。ただフェイスリフトと違って、たるみやシワの改善効果はゆっくりとしか現れません。

 ■部分的に気になるシワには何か対処法はありますか。
 注入法が良いでしょう。眉間や額などの表情ジワには筋肉を弛緩させる働きをするボトックスを、ほうれい線などには溝を盛り上げるヒアルロン酸やコラーゲンを注入します。いずれも次第に体内に吸収されますので、効果の持続は半年から1年です。また、目の周りのちりめんジワなどにはW‐PRP皮膚再生療法が適しています。自分の血小板と白血球を抽出・濃縮して注入します。細胞を活性化させる働きをするため、肌を若々しく蘇らせることが可能です。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ