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サン・ホワイトデンタルケアクリニック院長
稲留 裕士氏
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「お肉もおせんべいも食べたい」、「カラオケを楽しみたい」など、そのように願う入れ歯の人が多いようです。入れ歯がもう少し安定していればそんな不快感を味わうことはないはず。そこで、入れ歯を安定させるためのインプラント治療について聞きました。 |
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総入れ歯の場合、歯茎から上の部分だけを人工歯で補うので安定しないことがあり、入れ歯がずれたり、入れ歯と歯肉の間に食べ物のかけらが入って痛むことがあります。また、部分入れ歯やブリッジの場合にも、周りの歯に負担をかけたり、見た目にも不快なことがあります。
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■インプラントならそれらを解消することができますか。 |
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インプラントとは、歯が抜けた部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法で、歯が1本だけない場合から全部ない場合まで広く利用されています。人工歯根材料は、チタンという金属で、骨と強く結合する性質を持っているため、顎の骨と人工の歯が直接結びつき自分の歯と同じように噛むことができるのです。しかし、多数の歯がない場合、1本ずつにインプラント体を埋め込むとなると手術の時間も長くなり、体力的にも経済的にも負担が大きくなります。 |
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少数のインプラントの上に、取り外し可能な入れ歯をはめる“インプラント義歯”があります。インプラントを入れ歯の固定台とします。入れ歯を固定させる方法は、インプラントの上に横長のバーを取り付け凸をつくり、そこに凹の役目を施した入れ歯をはめ込むタイプ、ボール型の金属を取り付けボタンのように固定させるもの、インプラントと入れ歯を磁石で固定させるものなど様々です。また、インプラント義歯のほかに、最近ヨーロッパで開発された“オールオンフォーシステム”という方法もあります。今ある顎の骨に4本の長いインプラントを斜めに埋め込み、固定式の入れ歯をつくります。これまでの方法では本数も多く費用も相当かかっていました。この治療法ですと、インプラントの本数が少なくてすむため、費用が抑えられ、患者さんの手術の負担も軽減されます。さらに、手術をしたその日に固定式の仮歯を作製することができるので、術後すぐにある程度のものが噛めるようになります。これまで骨が不足していると診断された方にも、移植などの処置を行うことなく、かなりの条件まで適用できるようになっています。実際に治療された患者さんも、食事やカラオケなど違和感なく楽しめると、満足度も高いようです。 |
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