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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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夏が近づくと気になるのが日焼けによるシミ。そして肌の露出が多くなるので、ムダ毛も気になりますね。夏へ向けての肌対策について伺いました。 |
■紫外線が強くなってくるとシミの相談が増えるそうですね。 |
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5、6月くらいが一番紫外線が強い時期です。その頃からシミについての相談が多くなります。ひと口にシミと言っても様々な種類が存在します。通常のシミ(老人性色素斑)と思っていても、ほほ骨や額、口の周辺に左右対称にできるぺったりとした薄茶色の、肝斑と言われるシミであることも多いのです。肝斑は妊娠後やピルの服用などにより誘発・悪化するため、女性ホルモンのバランスが関係しています。東洋人の多くは通常のシミと肝斑の混在タイプであると言われています。 |
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通常のシミはIPL(光)とRF(高周波)を組み合わせた治療を行います。顔全体のシミやくすみのほか、肌のハリ、赤ら顔、美白、産毛の脱毛も期待できます。肝斑には通常の治療法では逆に濃くなってしまうので、レーザーを使って通常と異なる照射をします。毛穴引き締めやピーリング効果もあるので、照射後は肌全体のキメが細かくなります。医薬品やビタミン剤で効果が感じられなかった肝斑に適しています。通常のシミと肝斑の混在タイプの治療は同時にできますが、シミを見分けて治療をしないと逆効果になることもありますので要注意です。 |
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■半袖になるとムダ毛が気になりますが、脱毛について教えて下さい。 |
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毛周期に合わせ、期間をおいて複数回の施術が必要ですが、医療レーザーにRF(高周波)を加えることで広範囲を短時間で処理できます。また、色黒の方や金髪、産毛にも適応します。脱毛は医療行為です。クリニックで適切な処理を行うようにして下さい。 |
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