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少しずつ暖かさを感じるようになりましたね。気温が上がるとどうしても汗をかきやすくなり、ワキガや多汗症、洋服に付着する黄ばみなどに悩まされます。そして特に、エレベーターや車中、狭い空間ではニオイがこもり、周りの目が気になることも…。ワキガ・多汗症・黄ばみについて聞きました。 |
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ヒトの体には、汗をつくる器官としてアポクリン腺とエクリン腺という2種類の汗腺が存在します。ワキガはアポクリン腺という汗腺が大きかったり数が多い状態で、その汗を皮膚常在菌が化学分解すると、異臭と黄ばみが生じます。多汗症は大量の汗をかきますが、ニオイが気にならなければ、エクリン腺からの汗が多い状態といえます。 |
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手術法であれば、汗腺を除去するローラークランプ法で行います。腕の付け根から特殊な刃の付いた吸引棒を皮下組織に挿入し、汗腺と毛根組織、皮脂腺を吸引します。保護器具を侵入口に被せるため、傷跡はほとんど目立ちにくくなります。手術は30〜40分程度で終了。汗腺を取り除くので汗をかきにくくなり、ニオイや黄ばみの心配がなくなります。同時に毛根組織も吸引するため、約60%の脱毛効果もあります。 |
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術後はスポンジをあてテープで止める程度ですが、約1週間は腕を激しく動かさないようにして下さい。入院は必要ありませんので、その日のうちに帰れます。その後は1〜2回通院していただく程度です。 |
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ボトックスという薬品をワキに注射器で注入する方法があります。副交感神経の働きを弱め汗腺の活動を抑制します。ただし、注入法の効果の持続期間は半年〜1年です。 |
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